ライスプディング
2017.06.05
スペイン風のごはんを使ったデザート
スペイン料理などで見かけるライスプディングは、ごはんを主食として食べる日本人には少し違和感があるかもしれませんね。しかし食べてみると「おいしい」と思われる方も多いようです。このレシピでは炊いたごはんを使って手軽に作っています。スペイン風の冷たいライスプディングは暑い季節にも食べやすいおいしさです。レモンとシナモンの風味もポイントです。
- 栄養価
- 材料・作り方
栄養価
エネルギー 189 kcal
たんぱく質 4.7 g
食塩相当量 0.1 g
材料（2人分）
| ごはん | 茶碗軽く1杯（100g） | |
| 牛乳 | 1カップ（200ml） | |
| 砂糖 | 大さじ2（18g） | |
| レモンの皮 | 1/4個分（10g程度） | |
| シナモンパウダー | 少々 |
作り方
- 鍋に牛乳と砂糖・レモンの皮を入れて火にかける。煮立ったらごはんとシナモンパウダーを入れて煮る。
- ごはんがやわらかく煮えてとろみがついたら火を止める。粗熱が取れたら容器に移して冷蔵庫で冷やす。
- 器に盛り、シナモンパウダーをふりかけて完成。
管理栄養士からのコメント
ごはんをやわらかく煮たお粥に飽きてしまっている方も、甘いデザートなら別物と感じられるかもしれません。ライスプディングはお米を牛乳でやわらかく煮た料理で、世界各地で食べられているので、地域によって温かいものや冷たいものがあったり、スパイスやナッツ、ドライフルーツなどが加わっていたり、様々なアレンジがあります。今回はスペイン風のレシピですが、色々なアレンジを楽しんでみるのもおすすめです。やわらかいライスプディングは噛むことが辛い方にも食べやすい料理です。口内炎が痛くて噛むことがつらい方にもよいでしょう。牛乳を使っているのでマイルドな味わいで、さらにビタミンB2も摂ることができます。ビタミンB2は皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあり、口内炎の時におすすめです。シナモンの甘い風味もポイントで、このレシピでは手軽に使えるシナモンパウダーを使っていますが、パウダーだと香りが強いと感じる場合には、シナモンスティックを加えて、最後に取り出して使うとよいです。シナモンの風味を刺激と感じてしまう場合には控えて下さい。反対に、シナモンの香りに不快感などなければ、においに悩みがあってごはんが食べにくく感じている方にもよいでしょう。冷たいライスプディングは熱いものよりもにおいが立ちにくいのでおすすめです。
