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  • プロのひと工夫

《電子ポット調理法》軟らかいを簡単に! ver.2 ~鶏肉~

2017.06.14

前回、電子ポットを活用した「お粥」の調理法をご紹介しました。

>>詳細はこちら

前回に引き続き電子ポットを活用し、「鶏肉(もも肉)」を調理しました。「鶏肉(もも肉)」も食卓に登場することが多いと思い、噛むのが辛い方でも食べやすく、かつ簡単にできるよう調理してみました。前回の内容を振り返りつつ、電子ポットで調理した「鶏肉(もも肉)」をご紹介します。

電子ポット調理のおすすめポイント(振り返り)

①「電子ポット」に入れておくだけなので、家事の合間に調理できる。

→鍋のように火を使わないので、掃除や洗濯など、家事の合間に調理できます。

②時間で柔らかさの調整が可能です。

→鍋だと火加減で仕上がりの柔らかさが変化してしまう事もあると思います。電子ポットは温度が一定なので、時間で柔らかさを調整できます。

③使っていない電子ポットもあるのではないでしょうか?

→炊飯器は毎日使われる方が多いと思いますが、電子ポットは稼働していない事もあるのではないでしょうか?

調理手順

①電子ポットのお湯を沸騰させておく。(今回は95℃)

②鶏もも肉(100g程度)と、市販の焼肉のタレ(小さじ1.5杯ほど)を、ナイロン袋に入れる。

③ナイロン袋に入れた鶏もも肉を、沸騰した電子ポットで保温しておく。(今回は3時間ほど)

▼注意点

・電子ポット下部など、部品に接触しないよう小皿など置いてください。

・焼肉のタレやお肉の汁が漏れる可能性があります。ナイロン袋を2重にするなど調整してみてください。(今回、ナイロン袋2重で試してみました。)

▼保温前のイメージ写真(なるべく空気が残らないよう密封)

できあがり!

仕上がりのイメージ動画はこちら。

今回、鶏もも肉を電子ポットで調理(保温)してみましたが、約3時間ほど保温する事で、箸で簡単に切れる柔らかさに仕上がりました。(5時間の場合も試しましたが、肉の旨味が抜けてしまっていました。)介護食品では「舌で噛み潰せるくらい」という表現をよく見かけると思います。あくまで個人の感想ですが、今回の鶏もも肉は「舌で噛み潰せないこともない」くらいの柔らかさに仕上がりました。

「弾力のある鶏肉を食べるのはしんどいけど、まだペースト食ほどは・・・」と考えていらっしゃる方に、一度試していただきたいです。少しでも、悩み解消につながれば幸いです。

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