- プロのひと工夫
《電子ポット調理法》軟らかいを簡単に! ver.1 ~お粥~
2017.03.27
日本の食卓に欠かせない「ごはん」。
今までは普通に食べていても、治療の影響や体調の変化によって、食べるのが難しくなる方もいらっしゃると聞きます。「ごはん」を噛むのが辛い・飲み込むのが辛い、そんな時に「ごはん」食べやすくするため、「お粥」を作ってみようと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「お粥」といっても、様々な調理法や種類があります。介護の現場でもミキサー粥など、状況にあわせて提供されていると聞きます。今回はちょっと変わった調理法として、「電子ポット」で調理する「お粥」をご紹介します。
電子ポットで調理?
「なぜ電子ポットで調理?」と疑問に思われる方も多いと思います。まず最初に、「電子ポット」で調理する、オススメのポイントをご紹介します。
①「電子ポット」に入れておくだけなので、家事の合間に調理できる。
鍋のように火を使わないので、掃除や洗濯など、家事の合間に調理できます。
②水の量で、柔らかさの調整が可能です。
鍋だと火加減で仕上がりの柔らかさが変化してしまう事もあると思います。電子ポットは温度が一定なので、水の量で柔らかさを調整できます。
③使っていない電子ポットもあるのではないでしょうか?
炊飯器は毎日使われる方が多いと思いますが、電子ポットは稼働していない事もあるのではないでしょうか?
調理しない調理法?
①炊飯器で炊いたお米と水をナイロン袋に入れる。
②ナイロン袋の中にできるだけ空気が残らないようにしばる。
③電子ポットで保温しておく。(目安1時間ほど)
できあがり!
仕上がりのイメージ動画はこちら。
今回ご紹介した電子ポットで調理する「お粥」については、「いつもの白ごはんを食べるのは辛くなったけど、まだミキサー粥ほどでは・・・」と考えていらっしゃる方に、一度試していただきたい調理法です。少しでも、悩み解消につながれば幸いです。