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食事の悩み解消に!おやつの楽しみ方

2018.09.15

おやつは家族や仲間との団欒や、ちょっと休憩したいときなどに欠かせない楽しみですよね。おやつのメリットは色々ありますが、おやつの種類や取り入れ方によって食事の悩み解消に役立てることもできます。

今回はそんなおやつのメリットや、悩みに合わせた取り入れ方、おすすめの簡単おやつレシピをご紹介します。

■おやつのメリット

おやつは間食と言われるもので、食事と食事の間にとるものです。不足しやすい栄養素や水分を補給でき、一度にたくさん食べられない場合などにも便利です。

おやつにはお菓子だけでなく、お餅やおにぎりやパンのように食事に近いものや、果物やふかし芋など様々なものがあります。

その中には卵や牛乳を使っていて良質なタンパク質が摂れるものや、ゼリーなどなめらかな口当たりで食べやすいものなど、栄養を摂れるものや食事の悩みがあっても食べやすいものが多くあります。

そこで今回は食事の悩み解消に役立てられるような例として、簡単おやつレシピを3つご紹介したいと思います。

①エネルギー、栄養が摂れるおやつ

体力を維持するためにも、エネルギーやタンパク質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をしっかり摂りたいものです。効率よくエネルギーを摂るために油や砂糖などを利用したおやつはとても便利です。さらに、卵や牛乳、チーズ、ヨーグルトなどを取り入れれば良質なタンパク質も摂れます。

今回は高カロリーでタンパク質も摂れるおやつ、揚げフレンチトーストのレシピをご紹介します。

【レシピ:揚げフレンチトースト】

<材料(2人分)>

食パン 4枚切り 1枚

卵 1個(50g)

牛乳 1/2カップ(100ml)

砂糖 大さじ1(9g)

揚げ油 適量

粉砂糖、はちみつ、メープルシロップ、アイス、ホイップクリームなど お好みで適量

<作り方>

1.ボウルに卵を割りほぐし、牛乳、砂糖を入れてよく混ぜ、バットやビニール袋などに入れて食べやすい大きさに切った食パンを入れて、冷蔵庫に入れて3時間程浸して卵液をパンにしみ込ませる。

2.フライパンに油を2㎝程入れて170~180℃の中温に熱して①を入れて、上下を返しながら4~5分両面こんがりするまで揚げる。

3.お皿に盛り、お好みで粉砂糖やはちみつ、アイスクリームなどでトッピングする。

食パンの厚さはお好みのものでOKです。トッピングのシロップやクリームからもおいしくエネルギーを摂れます。お好みのアレンジで楽しんでください。ベリーやオレンジなどの果物をトッピングすればビタミンやミネラルも摂れます。

他に、ドーナツやカレーパンなどの揚げたパンもエネルギーが摂れます。市販品を活用しても便利でいいですね。

また、エネルギーを摂りたくても揚げ物が食べにくいときはアイスクリームやムースなど生クリームを使ったおやつもよいでしょう。

②柔らかくなめらかなひんやりスイーツ

ゼリーやプリンなどの柔らかくなめらかなスイーツは、食べる人の状態にもよりますが、噛むことや飲み込みに悩みがある方や、口内炎が痛いときにも食べやすいでしょう。また、冷たくあっさりとしていてのどごしのよいものは吐き気があるときにも食べやすいようです。

今回はヨーグルトと牛乳を使ってタンパク質や口内炎予防・改善に役立つビタミンB2も摂れる簡単ゼリーをご紹介します。ヨーグルトの爽やかな味わい、ほどよい甘さとひんやり・なめらかな口当たりがおいしいです。

【レシピ:ヨーグルトゼリー】

<材料(2人分)>

ヨーグルト 1カップ(200g)

牛乳 1/2カップ(100ml)

粉ゼラチン 5g

砂糖 大さじ2(18g)

<作り方>

1.牛乳と砂糖を入れて火にかけ、砂糖が溶けたらゼラチンをふり入れて溶かす。(ゼラチンは水でふやかしてから使うものもあるので、商品の指示に従って下さい。)

2.火を止めてヨーグルトを加え混ぜ、容器に入れて冷蔵庫で冷やし固める。

エネルギーを摂りたい場合は砂糖を増量したり、牛乳の一部を生クリームに置き換えたり、ジャムやフルーツソースをトッピングしてもよいです。好みや食べる人の状態に合わせてゼリーの柔らかさを調整することもできます。

ゼリーやプリンのほか、ババロア、パンナコッタなど柔らかくなめらかな冷たいお菓子は色々あります。生クリームや砂糖を使っているものならエネルギーも摂れていいですね。

また、ゼリー状ではありませんが、和風のくずきりやところてんなどのおやつも、あっさりしたものが食べたいときに役立ちます。

③持ち運びにも便利で軽い食事にもできる焼き菓子

クッキーやパイ、マフィンなどの焼き菓子は粉や砂糖、油などを使っていてエネルギーを摂ることができます。持ち運びもしやすいので、出先や気分を変えて外で軽く食べたいときにもいいでしょう。

今回は甘さ控えめの食事マフィンのレシピをご紹介します。甘いものが苦手な方にも食べやすく、おやつにも食事にもおすすめです。マフィン生地の卵や具のチーズ、ウインナーからは良質なタンパク質が摂れますし、旬の野菜を入れればビタミンやミネラル、食物繊維なども摂れて季節も感じられます。小さなカップで焼けば無理なく気軽に食べられそうです。

【レシピ:季節野菜の食事マフィン】

<材料(ミニカップ8個分)>

薄力粉 100g

ベーキングパウダー 小さじ1(4g)

砂糖 30g

バター 30g

サラダ油 30g

牛乳 大さじ4(60ml)

卵 1個(50g)

コーン(缶詰) 30g

枝豆(茹で) 正味30g

ピザ用チーズ 30g

ウインナー 2本

<作り方>

1.ボウルにバターとサラダ油を入れて練り、砂糖を加えてよく混ぜたら、溶いた卵を少しずつ加えてよく混ぜる。

2.薄力粉とベーキングパウダーをあわせてふるい①に加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜたら、牛乳を加えて全体に混ぜる。

3. 5ミリ幅に切ったウインナーとコーン、枝豆、チーズを①に加えて混ぜ、マフィンカップに入れて170℃に余熱しておいたオーブンで20~30分程焼く。

カップの大きさによって焼き時間は変わるので、様子を見ながら焼いて下さい。パウンド型などで焼いて、食べやすい大きさに切って食べてもよいです。

今回使用した野菜以外にも、お好みの野菜や具で作ることができます。なすやズッキーニなど水分の多い野菜などは炒めてから加えるとよいです。便秘の悩みがあるときは食物繊維の豊富なきのこもおすすめです。カレー粉やこしょうなどのスパイスやハーブで味にアクセントをつければ、味がしない悩みがある方にもおいしく食べて頂けるかと思います。

色々な具や調味料でアレンジを楽しみつつ、栄養たっぷりのオリジナルマフィンを作ってみてはいかがでしょう。

■まとめ

朝昼夕の三回の食事の間にとる「おやつ=間食は食べるということへの楽しみにも繋がります。おやつは甘いものに限らず、食事に近いもの、食事の悩みがあっても食べやすいもの、食事の悩み解消に役立てられるものも多くあります。お食事の悩みにあわせて手作りしてもいいですし、市販品を用意しておけば食べられそうな気分のときにすぐに食べることができて便利です。

おいしく便利なおやつ、毎日の食生活に工夫して取り入れてみてはいかがでしょう。

(※かかりつけの医師から食事について指示などがある場合は、その指示に従ってください。また、食べる人の状態に合わせて、無理のないように調整や工夫をしてください。)

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