それぞれの物語りから学ぶ。

こんにちは。編集部スタッフの、こみみです。
今日は、私が毎週楽しみにしているTV番組について、少しご紹介したいと思います。

NHKプレミアムで放送されている「ガイロク」をご存知でしょうか。
ガイロクとは、街頭録音（がいとうろくおん）の略で、道行く人に声をかけ、人生のピンチや生きがいについてお話しを伺う番組です。30分番組ですが、毎回３～４名の人生経験について、紹介されています。

この番組では「人生のどん底体験について教えてください」などテロップをもとにお話しを進めるのですが、がんにまつわるお話しがよく紹介されています。それだけ、がんはとても身近な病気であり、多くの方がご経験されているものなのかもしれません。ご自身のがん闘病体験について、また、がんに罹患したご家族をサポートされた体験など、どのお話しも大変感慨深いものばかりです。

カマエイドで何ができるのか、皆さまが必要としているものは何なのか、常日頃から意識しているつもりでも、ひとつひとつのお話しにハッとさせられるのは、どの患者さんやご家族のご経験も、二つとない、それぞれの人生の物語りがあるからです。

私たちは、がん患者さんのお食事やがん関連の情報をお届けしたいだけではない。むしろ、皆さんのその物語りを「豊か」にするための日々の工夫や、そこから生まれるちょっとした成功事例をお伝えしたい。それが、元気の源となり、生きる活力になると信じています。