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《動画解説》「お粥」の種類

2017.03.27

「お粥」と聞いて、どのようなものが思い浮かぶでしょうか?

一般家庭で調理される「普通のおかゆ」、病院や高齢者施設で提供される「ミキサー粥」など、「お粥」といってもいろいろな種類があるのをご存知でしょうか?なんとなくイメージはつくものの、実際の仕上がりや食感がイメージしにくい方、食べる際の注意点がわからない方もいらっしゃるのではないかと思います。今回は、いろいろな「お粥」の種類について、動画でご紹介します。仕上がりのイメージなど、参考にしていただければ幸いです。

仕上がりのイメージと注意点

①普通のおかゆ

食べているうちにスプーンなどから唾液が混ざり、水とお米が分離してしまい、高齢者の方や飲み込みが弱い方にとっては、ムセの原因になる事もあります。

②ゲル化剤入りのお粥

生米にゲル化剤を入れて調理します。唾液が混ざっても、水とお米が分離しにくいため、水分でムセが出てきた方にはオススメの調理法となります。専門家のアドバイスをもとに、調理してください。

③ミキサー粥

「普通のおかゆ」をミキサーしたものです。病院や高齢者施設で、お米の粒や水分でムセが出てきた方に提供される事があります。粒が無いので飲み込みやすいイメージがありますが、唾液が混ざると水とお米が分離してくるので、ムセを起こしてしまう事もあります。

④ミキサーとろみ粥

ミキサーをかけたお粥に、とろみ剤を入れます。唾液が混ざってもお米と水が分離しにくくなります。柔らかさはミキサー粥と同等です。専門家のアドバイスを受けることや、調理の際は規定量を使用してください。

⑤ミキサープリン粥

ミキサーをかけたお粥に、ゲル化剤を入れます。滑らかさは落ちますが、固まって喉にはりつきにくくなるので、噛むのが弱い方でも、ゴックンと飲み込める方にオススメの調理法です。固さはプリンやゼリーと同等のイメージです。ゲル化剤を入れる事で、お米と水が分離しにくくなります。専門家のアドバイスを受けることや、調理の際は規定量を使用してください。

⑥番外編:ポット粥

残った白ごはんを使って調理します。普通のおかゆと同様に、唾液が混ざるとお米と水が分離してくるので注意してください。調理法が簡単な点がメリットです。

>>詳細はコチラ

最後に、③・④・⑤のお粥について、仕上がりの比較動画もご紹介します。

今回、6種類の「お粥」について、ご紹介しました。専門的なものもありますが、知っておくことで普段の食事のアイデアやヒントにつながるかもしれません。少しでも、悩み解消につながれば幸いです。

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